粘土で遊びはじめて思ったこと

粘土でいろいろつくるようになってから気付いたんだけどねー、
私がおとなになってからの頭の使い方は「問題を解決する」っていう方向ばかりだった気がする。そこに何か課題とか問題があって、それを解決するにはどうしたらいいかというのを考えて実行していくっていう、いわゆるソリューションかっこわらいですよ。


ところが粘土って、何をつくるか、というところから考えるわけです。当たり前だけど。
この「何をつくるか」っていうのを考えるのが、すごく久々の感覚なんですよねー。
プログラムも何つくっても自由、っちゃそうなんだけど、不便だからとか必要だからとかそういう目的があって、それを解決するためにつくることが多いよね。
やっぱ創造の質が全然違うというか。
なんで自分が今まで手芸系にあんまし興味を持たなかったのか不思議です。
そしてまた、手芸な人たちと、私が好きなギークな人たちの文化の断絶の溝は深すぎて、お互いを知らなさすぎるんじゃないかな!このへんが融合したら、まだまだおもしろいことがいっぱい転がってそうな気がするんだ!


学校だとこういう頭の使い方をけっこうしてたんだなーと思います。
図工とか家庭科はもちろんそうだし、作文とか文化祭とかそういうのも。
学校も悪くないなと思った。