デジタルパーマ

何年か前に「デジタルパーマ」という言葉を初めて聞いたときの違和感は凄まじいものでした。
ウェーブのかかった髪と、0と1な世界のデジタルという言葉のイメージの合わなさがすごい。
そのとき私の頭に浮かんだのは、こういうものです。本当にこれが流行っているのか。

調べてみると、デジタルパーマというのは当然こんなスタイルではなく、決めた形にしっかりとかかる、形状記憶パーマというべきもののようです。
おそらく、世間一般では、
デジタル=「機械仕掛け」「電気」「記憶する」「なんだか新しい」
というイメージがあって、仕掛けてる側もそれを意図してネーミングしたんだろうな、と推察します。
なかば意地になって、私と同じ違和感を持つ方はいないかと調べてみましたが、ほとんどいないようで残念でした。が、Yahoo!知恵袋のこの質問はよい感じ。
アナログな作業なのに「デジタルパーマ」って名前、何事ですか?
質問サイトなのに「何事ですか?」と憤ってらっしゃって全然質問になってないのがおもしろいです。Q&Aサイトって、ほとんど八割がた、自分の意見発表の場ですよね。ベストアンサーもいいですね。
蛇足ですが、最近読んだ、ニセ科学を懸念する美容師の方のこちらの文章を思い出しました。そういえば最近のホットペッパーの美容系のところに並ぶ文字列はほんとひどい。ホットペッパーは食事クーポンとそれ以外を分けてほしいです。


でもこういうことって、そんな定義とかどうでもいいじゃんこだわってる人なんなのキモチワルイ、とか思われそうで、なかなか言えない。
だいすきなゲームとかネットとかオタクの人の話題とかでなんか言いたいことがあっても、一般的にはきっとひかれるだろうなとか思っちゃって、そういう話をしても大丈夫って確定してる相手以外には全く話せないんだよなぁ。だからみくしにも全然日記を書けなくなっちゃった。無理して書く必要もないのかもしれないけどね。
デジタルパーマという言葉を聞くたび、そっちの方向にまで考えがいってしまって、自分ってダメダメだなーって、なんだかとても気分が重くなるのです。