殺戮にいたる病

殺戮にいたる病 (講談社文庫)

読んだー。
よく知らずに買ったのが悪かったのかもしれませんが、エログロいっぱいでした>< ありえん><
わたしはとにかくホラーっていうか怖いものがダメで、最近はバイオハザード5の情報を踏まないよう注意してるような人間だというのに!
そろそろ結末かというらへんを読んでた昨日の帰りの段階では、「買ったから最後まで読むとして、どこに捨てるか」について真剣に考えてました。家に置いとくのがいやだったからです。
が、今朝は2周目を読んでいるのであった。トリックのせいで、2周目を読まざるを得なかった。ということで、エログロを除けばとてもしてやられた作品なのであります

ネタバレ感想は以下で。




まあ2周目を読むとしてもエログロのところは当然とばしてますが、いろいろと伏線に気付かされておもしろいですね。雅子が家族を旅行に誘うくだりで、「大学は入試で忙しい」とか書いてあって、これはおおー、と思った。学生は入試では忙しくないよね。それにしてもあまりに救いがなかった。息子かわいそすぎるやろ……
どんでん返しの展開はすごく良かったんやけど、とにかくそこまで緻密にエログロ描写する必要があるのか!世界の中心で「グロは要らない」とさけびたい!世の中にはこういうの大丈夫だとかむしろ好きとかいう人が多いけど、まじ謎すぎるわー。これでグロがなかったら誰にでもおすすめするのになー
いやべつにグロ好きな方を否定してるわけじゃないです、私がダメなだけなんです。私の目の届くところでグロいのはダメ!ゼッタイ!